師匠シリーズデータベース

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単語

あ行
か行
さ行
た行
な行

は行
ま行
や行
ら行
わ行



あ行

アイアンクロー

手で相手の顔面をつかみ、ぐいぐいと締め上げてギブアップを奪う、プロレスの技。
痛い。

アイコンタクト

目で何らかの合図を送って意思の疎通を図ること。
師弟の仲になると、アイコンタクトしなくても水を汲みに行ったりできる。

アイバン・T・サンダーソン

動物学者・奇現象研究家。
「オーパーツ」の名を広めたり、空からの奇妙な落下物を「ファフロツキーズ」と命名したり、 雪男と遭遇したり、モケーレ・ムベンベに遭遇したり、UFOについて研究したりとかなり活動的だった。

アステカ

古代アステカ文明をモチーフにした台。99年を代表する名機。
エレクトロコインジャパン(現エレコ、アルゼグループ)から発売されたB-CTタイプのパチスロ機。

アベレージ

average-「平均」と言う意味。
京介さん横文字が好き。

雨(あめ)とは、空から水滴が落ちてくる天候のこと。また、その水滴。
真夜中に、校舎のたった一箇所にのみ降り注いだり、降った後に魔女と呼ばれるような人と逢ったりする。
しかし、止まない雨はない。

アラン・スミシー

アメリカ映画で1968年から1999年にかけて使われていた架空の映画監督の名前。
映画制作中に映画監督が何らかの理由で降板してポストが空席になったり、 何らかの問題で自らの監督作品として責任を負いたくない場合にクレジットされる偽名である。 使用に関しては規定があり、簡単には使用できないものとなっている。
この名前がクレジットで流れると、何だか色々かんぐってしまう。

アルセーヌ・ルパン

20世紀初頭に小説家モーリス・ルブランが発表した推理小説・冒険小説「アルセーヌ・ルパンシリーズ」の主人公およびシリーズの総称。
紳士にして強盗、詐欺師、冒険家。変装の名人でいくつもの変名を持つ。貴族の城館や資本家の邸宅などを襲い宝石や美術品、貴重な家具などを盗んでいく。
一方、善良な者を助ける義賊的な性格もあわせ持っており、虐げられた婦人や子供にとっては頼もしい保護者となる。まさに怪盗紳士。

生霊

人が他人に対して恨みや嫉妬などの強い感情を持ったとき、 その人の魂の一部または全部が生霊となって体から抜け出て、相手の前に姿を現したり、 その人に祟ったりするとされる。
ゴボゴボ電話がかかってきたら注意しましょう。師匠さえビビります。

いざなぎ流

高知県香美郡物部村に伝えられている民間信仰。
陰陽道(おんみょうどう)・修験道・仏教・神道などが混淆して成立したといわれ、 この地域に住む太夫(たゆう)とよばれる宗教者たちによって、師子相伝の形で伝承されている。
「いざなぎ流ご祈祷」は昭和55年に国の重要無形民俗文化財に指定されている。
「呪い」のテクニックなどその特異性が着目され、最近では「生きている陰陽道」として注目されており、オカルトマニアには有名らしい。

縊死

”いし”。頸部を圧迫されることで呼吸や血流が阻害され、脳や臓器に回復不能な負担がかかることによって死亡すること。
首絞めや首つりが該当する。

市松人形

着せ替え人形の一種。東人形、京人形とも呼ばれ、江戸時代は人形といえば市松人形を指すほどだった。

稲川淳二

ラジオの深夜放送で人気を博し、テレビ番組のリポーターやリアクション芸人として活躍。
また、ラジオ放送での怪談が好評を博し、以後「霊感タレント」としても活動している。滑舌が悪い。
稲川淳二といえば怪談だが、中にはギャグとして聞く人もいる。

動物の一種。ウニ氏の実家は犬にまつわる怪談が多い。
また、ローマ字にしてさかさまにすると「inu⇔uni」で、ウニになる。

犬神

狐憑き、狐持ちなどとともに、西日本に最も広く分布する犬霊の憑き物。
飢餓状態の犬の首を打ちおとし、さらにそれを辻道に埋め、 人々が頭上を往来することで怨念の増した霊を呪物として使う方法が知られる。
ウニ氏の実家は犬神の本場のようである。
犬神筋と呼ばれた一族は社会から差別を受けたようなので、部落のような暗い闇がありそう。

異物

本来、その場にあるはずの無いもの。
人間の体内に入った場合、抗体などによって排除されるが、それは土地でも同じようである。
ちなみに、ウィキペディアで”異物”で検索すると、アダルティな結果になる。

イマジナリーコンパニオン

特に感受性の強い子供が、しばしば架空の人物・動物と友達になり、会話する現象。
大人から見ると微笑ましかったり、不気味だったりする。

インプレッサ

京介さんの愛車。
1992年に発売された富士重工業の生産する小型・普通乗用車。通称は「インプ」。
頭文字Dの父親がよく乗っている車種。

ウパニシャッド

サンスクリット語で書かれたインドの"奥義書"と呼ばれる古い書物。哲学から抒情詩まで色々書いてある。

「神は鉱物のなかで眠り、植物のなかで目覚め、動物の中で歩き、人間の中で思惟する」

エキドナ

ギリシア神話に登場する魔神。上半身は美女で下半身は蛇。名は『蝮の女』という意味。
クリュサオルとオケアニデスのカリロエの娘とされるが、出自については様々な異説がある。
また、テュポンの妻でケルベロスやヒュドラなど多くの怪物達の母。 テュポンがエトナ火山に封印された後、息子のオルトロスと再婚した。
不死の存在といわれているが、ペレポロネソスで家畜を襲っていた時に、 百眼の魔神アルゴスに殺害されたという伝説もあり、なにかと異説がおおい怪物さん。

エスパー

エスパーの語源は英語の Extra Sensory Perception(訳せば「超感覚的知覚」)を 略したESPに接尾語"-er"をつけたESPerであり、これはクレヤボヤンス(透視、千里眼とも)、 テレパシー、プレコグニション(予知)の3つを併せて言う言葉である。
歩くさんはESP能力を持って居そうである。

園児

満3歳から小学校就学までの、幼稚園に通っている幼児。
天敵は遠くからじっと見つめてくるあやしいおっさん。

オイディプス

ギリシア神話の登場人物。テーバイの王ライオスとその妻イオカステの子。
実の父を父と知らず殺し、実の母を母と知らず交わったため、オイディプスの名は 「エディプスコンプレックス」(男児が母を愛し、父を憎む心理)の語源になった。

岡山県

師匠たちがまわる怪談スポットは全て岡山県のもの。どうやら岡山県に住んでた様だ。

岡山大学

師匠たちが通っていたと推測される大学。もちろん国立。

御焚き上げ供養

品物を供養する行為。
「魂のこもったもの」「思い出のあるもの」から「怨念がこもったもの」まで供養される品物は様々あるようだ。 だが主に「怨念がこもる悪い品物」の浄化という意味合いが強い。
悪い人にわたると、折角御焚きあげしてもらおうとして持ってきたものが最終的に怪しい男に売りつけられるので注意。

オフ会

ネットでしか付き合いの無い人たちとリアル(現実世界)で会うこと。
男と思っていた人が女だった、ということもあるので注意が必要。

オリンピック・スピリッツ

グリモワールなどの魔術書に記される七人の天使の総称。和名は「オリンピアの天使」、「オリンピアの霊」等。
天使とはいっても、聖書とは関係なく、魔術書にのみ名を連ねる天使であり、むしろ使い魔に近い。
七人の天使はそれぞれ七つの惑星を象徴し、その惑星はまた他のものを象徴する。

「オリンピアの天使一覧」
アラトロン(Aratoron)
土星を支配する天使。
ベトール(Bethor)
木星を支配する天使。
ファレグ(Phaleg)
火星を支配する天使。
オク(Och)
太陽を支配する天使。
ハギト(Haggith)
金星を支配する天使。
オフィエル(Ophiel)
水星を支配する天使。
フル(Phule)
月を支配する天使。

オルトロス

テュポンとエキドナの子。
姿は黒い双頭の犬で、鬣一本一本と尻尾が蛇になっている。性格は落ち着き無く、せっかち。
クレタ島またはゲリュオンの雄牛を守っていたが、ヘラクレスに殴り殺された。 また、エキドナと母子婚をしている。

陰陽道

古代の中国で生まれた自然哲学思想、陰陽五行説を起源として日本で独自の発展を遂げた自然科学と呪術の体系。
明治維新後の1872年に至り、新政府は陰陽道を迷信として廃止させた。現代には土御門家の開いた天社土御門神道と、 高知県物部村(現 香美市)に伝わるいざなぎ流を除けば、ほとんど暦などに残滓を残すのみである。




か行

顔入道

師匠の母方の実家に伝わる妖怪。
大きなまんまるの岩であり、そこには穏やかな顔が描かれている。 時折その顔が「怒」に変ることがあり、それは村への災いの前触れといわれている。

扉や物品などに取り付けて、他者が容易に移動や開閉できないようにするための道具。
9000円の安アパートだと開けっ放しになったり、夢の中に置き忘れたりする。

角落ち

上手が角行を落とす。3級程の差があるときにとられるハンデ。

かくかくしかじか

今までの話の説明を省略するときに要する言葉。

ガフの部屋

ヘブライ人の伝説にある、神の館にある魂の住む部屋。
この世に生まれてくるすべての子供達は、この部屋で魂を授かり生まれてくる。
スズメはこのガフの部屋から降りてくる魂を見ることができるとされ、スズメのさえずりは子供が誕生する前兆とされる。
また、魂がガフの部屋からなくなると、魂を持たない子供が生まれスズメは鳴くのをやめてしまう。
そのため、スズメがさえずるのをやめるのは世界の破滅の前兆とされる。

紙でできた家

ゴキブリホイホイのことだと思われる。
飲食店に彼の虫を持ち込むのは多大な被害を及ぼすのでやめましょう。

仮面ライダー

石ノ森章太郎(当時は石森章太郎)が原作者として設定・デザイン・漫画版の執筆等を担当し、 毎日放送・NET(現:テレビ朝日、後に1975年のネットチェンジによってTBSに変更)系にて放送、 大ヒットした東映製作の特撮ヒーロー番組の主人公であり、その番組ならびにシリーズ作品のメインタイトル。
単騎で敵と戦う等身大のヒーローの姿はテレビを見る子どもたちの心をしっかりと捉え、 「ライダーごっこ」はそれ以降日本の子どもたちの典型的な遊びの一つとなる。
中には実際に「ともだち」になる子も。

カリオストロの城

フルネームは『ルパン三世 カリオストロの城』。
漫画家モンキー・パンチ原作の人気アニメ『ルパン三世』の劇場映画第二作であり、公開は1979年。 宮崎駿がはじめて監督をした映画としても有名。
ラストシーンの銭形警部のセリフは未だに多くの人の心をつかんで離さない。

ガリラヤ湖

「マタイ伝」にて、イエス・キリストが湖面を歩いたとされる湖。
50ドルで向こう岸へ渡してくれるのはちょっと高い。

感染魔術

一度接触したものあるいは一つのものであったもの同士(ある個人とその着衣、ある個人とその人の爪、髪の毛など)
は、遠隔地においても相互に作用するという発想。呪いなどに相手の髪の毛を使ったりする行為のことであるようだ。
ウニは京子にこの呪術をつかってイタズラをされた。大仰なイタズラである。

官報

国の機関紙。機関とされる団体が、組織およびその政治的見解等の広報、 宣伝、会員や同じ階層に向けた情報交換などのため定期的に発行する新聞のこと。
発行は毎日行っており、全て目を通すのは中々大変。

キスマーク

人体を口で強く吸うことにより起きた内出血のこと。
首筋に赤い跡があるとなにかと勘違いされる。

祈祷師

祓いやまじないをしたり、祈願のために祈りを捧げたりすることを仕事とする民間信仰上の専門家。拝み屋。

キマイラ

テュポンとエキドナの娘。
ライオンの頭と山羊の胴体、蛇の尻尾を持つ。それぞれの頭を持つとする説もある。
口からは火炎を吐く。リュキアに住み、カリア王アミソダレスに育てられたが、ペガソスに乗る英雄ベレロポンに退治された。
その不可解な姿から、「わけのわからないもの」の喩えとしても使用される。

ギリシャ神話

古代ギリシアの諸民族に伝わった神話・伝説を中核として、様々な伝承や挿話の要素が組み込まれ累積してできあがった、 世界の始まりと、神々そして英雄たちの物語。
結構エグい。

車のトランク

死体が入っているかもしれない。

吸血鬼

民話や伝説に登場する架空の存在で、ヒトや動物の血を吸う怪物。
もっとも有名なのはドラキュラ伯爵。でも地元では英雄である。
京子は吸血鬼というより、もっと別のものになりたかったようだが・・・

急行モード

エレベーターに乗った際、外部の呼び出しを全て無視し、目的地へと一気に運ばせるための裏コマンド。
使うと便利だが、使われるとイラっとくる。

金属バット

バットとは、野球において打者が投手の投球を打つために用いられる棒状の用具のこと。
または防犯の道具。しかし金網は破れなかった。

銀板写真

世界最初の実用的写真技法。英語でダゲレオタイプ。
ポジティブ画像をダイレクトに得る写真技術であり、 銀板は不透明であるため感光面側から像を鑑賞する形となり、左右が反転した像を見ることとなる。

くだん

全国各地で見られる、半人半牛の妖怪。『件』という字はこの妖怪からきている。
牛から生まれ、人間の言葉を話すとされている。生まれて数日で死ぬが、 その間に作物の豊凶や流行病、旱魃、戦争など重大なことに関して様々な予言をし、それは間違いなく起こる、とされている。
件の絵姿は厄除招福の護符になると言う。

クラリス

『ルパン三世 カリオストロの城』の登場人物。
カリオストロ公国の皇女で、大公家最後の姫。たおやかな人物であるが、同時に悪に対して意を曲げない強い心を持つ。
劇中ラストシーンでの銭形とのやりとりは有名。好きなアニメキャラクターでいつも上位にいるらしい。
名前の元ネタはルブランの「アルセーヌ・ルパン」のカリオストロ伯爵夫人で登場するルパン最初の妻クラリス・デティーグ嬢の名前から。

庫裏

寺院の僧侶の居住する場所、また寺内の時食を調える、つまり台所も兼ねる場合がある。 なお現代では、その多くは僧侶の居住する場所をいうことが多い。

黒魔術

魔術の内、悪魔の力を借りて他人を呪うために用いる術。
かかわるとろくなことがないらしい。

ゲーティアのダビデの星

京介さんの持つタリスマン。
有名なグリモア(魔術書)「ゲーティア」に記載されているタリスマンの紋様であり、 六芒星と円、中央のT字クロス、六つのマルタ・クロスからなる。
一番強力かつ有名なタリスマン。

結核

結核菌により引き起こされる感染症。
様々な器官において細胞内寄生を行い、免疫システムはこれを宿主細胞もろともに攻撃するため、 広範に組織が破壊され、放置すれば重篤な症状を起こして高い頻度で死に至る。
激しい肺出血とそれによる喀血が起こる。

結核菌は「Mycobacterium tuberculosis」といい、「マイコバクテリウム・テュバキュローシス」と読む。
それに因んで結核のことをテーベともいう。

ケルト十字法

タロットカードの有名な占い方(スプレッド)のひとつ。
展開法は、場の中央に1枚目をおき、2枚目は1枚目にクロスするように重ねて置く。
縦方向に、1枚目の上に3枚目、下に4枚目のカードを並べる。横方向に、1枚目の右に5枚目、 一番左に6枚目を並べ、十字形をつくる。
十字型の右側に、縦に4枚のカードを並べ、下から、7、8、9、10枚目という順番で並べる、と言ったもの。
それぞれ、
一枚目: 現状。質問内容。相談者自身。
二枚目: 障害。解決すべき事。直面している問題。
三枚目: 顕在意識。起りつつあること。予測。
四枚目: 潜在意識。遠い過去。因縁。前世。
五枚目: 過去。最近の出来事。問題を引き起こした原因。もう一つの可能性
六枚目: 未来。予言。予測される選択肢。次の行動。
七枚目: 相談者の立場、役割。
八枚目: 周囲の目。他の人の影響。ライバル。恋人を示すことも。
九枚目: 変化。願望。限界。
十枚目: 最終結果。質問に対する答え。
を表す。

別名「悪魔の10カード」、「大十字架占い」。

ケルベロス

エキドナとテュポーンの息子で、ギリシア神話における地獄の番犬。その名の意味は「底無し穴の霊」。 3つ首で、竜の尾と蛇のたてがみを持つ巨大な犬や獅子の姿。
死者の魂が冥界にやってくる時には友好的だが、冥界から逃げ出そうとする亡者は捕らえて貪り食うという。
音楽を聴くと全ての首が眠る。

広辞苑

岩波書店が発行している中型国語辞典。国語辞典の代名詞的存在。
ものすごく分厚く、普通に読むのも結構骨が折れる。

興信所

調査員を雇い、基本的には、悩みの解決を仕事とし、民事上の不法行為を暴くことなどを生業とするもの。 依頼によって、聞込み、尾行、張込み、その他調査を行う。素行・浮気調査や人探し調査、企業からの調査依頼が主。
中々殺人事件とかは受けられない。

コールドリーディング

話術の一つ。外観を観察したり何気ない会話を交わしたりするだけで相手のことを言い当てる。
「コールド」とは「事前の準備なしで」、「リーディング」とは「相手の心を読む」という意味。

高知県

ウニの母方の実家があると推測される場所。
有名な高知県の民間信仰に「いざなぎ流」というものがあり、 本場は高知県香美郡物部村だが、『田舎』のモデルはここでいいのだろうか。
【追記】↑あってた(田舎:中編参照)

河内守国助

刀工の名前。江戸時代の摂津国の刀工。
作柄としては、地鉄は小杢目、刃文は錵出きの華やかなものが多い。

行旅死亡人

本人の氏名または本籍地・住所などが判明せず、かつ遺体の引き取り手が存在しない死者。
いわゆる行き倒れを法律で表したもの。
律である行旅病人及行旅死亡人取扱法により、死亡推定日時や発見された場所、 所持品や外見などの特徴などが詳細に官報に公告として掲載される。

五色地図のタリスマン

京子が持っているタリスマンの名前。京子の父親が持たせたらしい。
京介さん曰く、あんなものもってたら性格が歪んで当然、とのこと。
数学の世界で四色問題という定理があり、(平面上に現実のあるいは架空の国を描き、 国境を接する国同士を同色にならないように塗りわけるには四色で十分だという定理)
「この世にあってはならない形」といわれるのは、この定理を破ってしまうからであるようだ。

ゴシック&ロリータ

ロリータファッションとゴシック文学等の精神面が重要視されることが多い
ゴシックファッションを取り入れた現代日本の象徴的な少女趣味の一種。比較的新しい日本発生のサブカルチャー。
主にヴィジュアル系のファンと結び付けられるが、着ている人すべてがヴィジュアル系のファンというわけではなく、 ヴィジュアル系のファンが必ずしもゴシック&ロリータを身にまとっているとは限らず、 激しい動きをするライブではむしろ不向きともされている。
ファッションの特徴は、頭につけるヘッドドレス、黒などのモノトーンの色彩に、過剰なまでのフリル等。
あまりに強烈に個性的な服なので、着こなすには化粧技術やコーディネートセンスがないと難しい。

コジョウイケトンネル

岡山県倉敷市にある旧古城池トンネルのことだと思われる。昔から怪奇談が多い。
現在は新トンネルが出来たため、ほとんどつかわれていない。

胡蝶の夢

荘子の思想を表す有名な説話。
内容は『荘周が夢を見て蝶になり、蝶として大いに楽しんだ所、夢が覚める。 果たして荘周が夢を見て蝶になったのか、あるいは蝶が夢を見て荘周になっているのか』。
無為自然という荘子の思想を表すと共に、"どっちが夢かわからない"という喩えにも使われる。

こっくりさん

コックリさん(狐狗狸さん)とは、ウィジャボードが明治時代に輸入されたものであり、 意識に関係なく体が動くオートマティスムの一種である。テーブル・ターニングという交霊術の一種でもある。
人間でも動物でもないモノを呼ぶかもしれない。

虎徹

江戸時代の刀工。大名などの上流階級が所蔵する品であった。 人気が高く、江戸後期には世間一般的に言う大名道具、大名差しといわれる代物となる。
虎徹は贋作が非常に多いことで有名であり、在銘品(虎徹と銘のある品)のほぼ100%が偽物とさえ言える。

小人

妖精や妖怪の一種。または彼女が良く観るもの。

小役

パチスロ用語で、ボーナスゲーム以外の当たり役のこと。




さ行

サークル

人々の集まり。師匠とウニが居たサークルは怪し気なものではないらしいので、 オカルトサークルとは違うようだ。かといって、体育会系とも到底思えないし、一体なんだったのか。

水生動物の一種。この形をした悪魔は悪夢を食べる。

サトウイチロウ

鉄道事故で亡くなった身元不明の人たちの総称。
北村さんたち周辺が使っていた隠語であり、一般的なものではないようだ。

サワチ料理

高知県の郷土料理。海の幸を大皿にのっけたもの。
そういうわけで、ウニの実家は高知県らしい。

三善長道

刀工の名前。初代は江戸時代の陸奥国会津藩の刀工。三好政長の子。 初代の作った刀は最上大業物といわれる一番良い刀のひとつとして数えられる。
代が下るほど価値は下がり、八代目はそこまででもないそうな。

三店方式

パチンコ業界等が唱える、「パチンコがギャンブルに属さないための経営方法」。

・ホールは客の出玉を特殊景品と交換
・客は特殊景品を景品交換所に持参すると、古物商である景品交換所は特殊景品を現金で買い取り
・景品問屋が景品交換所から特殊景品を買い取り、ホールに卸す

法律的な位置づけでは「古物の売買」になり換金にはあたらないとされ、ホール、景品交換所、 景品問屋の三店がまったく違う経営主体という建前のもと、パチンコ業界は違法性を逃れている。

CT

「チャレンジ・タイム」の略。
BIGボーナスを引くことで発動し、抽選に成功すれば『最大150ゲーム・200枚獲得・突入率50%』(フルスペックCT仕様時) に突入するため、爆発するとすごい数のメダルを獲得することができる。

式王子

式神のこと。陰陽師の命令の下で、様々な不思議な現象を起こすとされる霊的存在のことである。
「いざなぎ流」では病気や災厄の原因となっている邪悪な神霊を追い払うために太夫が使役する。
その出生は異常誕生として語られ、あまりに暴力的なパワーのために居場所がなく、 ふだんは天竺なんたの池に沈め、必要なときに幣を用いて呼び出す。
この凶暴な力をもつ式王子を人間に対して用いると呪いになる。
式王子は善に用いれば人のためになるが、悪に用いれば人を害することになる。
「いざなぎ流」ではその力の強さから、特に留意して師匠から弟子へとその心得が教えられていく。

シップウにケイソウを知る

漢文の"疾風知勁草"(疾風に勁草を知る)。
強い風が吹き天候が荒れたときに、強さの真価がわかるという意味。
勁草というのは風雪に耐える強い草。また、思想・節操の堅固なたとえを表す。

芝コン

中国地域の大学で使われる言葉。つまり「屋外で行う合同コンパ」の意味。
このワードで検索をかけると、大学生のはしゃぎまくった写真が見られる。

シミュラクラ現象

人間は目・鼻・口を連想させるようなものが並ぶと、直感的に顔として認識する傾向がある、という心理用語。
唱えるとちょっと怖さが半減する。

順押しサボテン維持

パチスロ「アステカ」の特徴的な技。
CT中、左リールにデカチリ(2コマ分を使った15枚役絵柄)を狙って規定枚数ぎりぎりまで増やし、あとはサボテン(3枚役) を揃えながら現状維持しつつボーナスの当選を待つというもの。

小アルベルツスのグリモア

京介さんが結界の説明をするために口にした黒魔術用語。
グリモアとは魔術書の意味であり、つまり「小アルベルツス」という名前の魔術書からの出典、という意味だったらしい。
アルベルツスという名の哲学者や錬金術師もいたようだ。

助役

場において駅長や所長などの下で他の駅務員や社員を指導、監督する中間管理職の一種。
色々噂話もしっている。

鐘楼堂

寺院内にあって梵鐘を吊し、時を告げる施設。鐘つき堂、鐘楼とも言う。
金物なのでよく戦時中に徴集される。

シャワー

水などを幅広く撒く為に、細い穴を面状に開けた器具を使用して噴出させる器械の一種。主に風呂で使われる。
湯船に浸からずに、シャワーだけで身体の洗浄を行う人も多いが、そのことを説明するために 「風呂にはいらない」とかいうと、誤解されるので注意が必要。

司書

図書館などで、本の管理をしている人。
本で結界をつくってはいけません。

人面疽

人の顔をした、できもののような、または痣のようなもの。膝や腕など様々な場所に出来、
勝手にモノをしゃべったり、食べ物をねだったりするという。東大には人面疽の標本があるとかいわれている。

スキュラ

ギリシャ神話の怪物。
上半身は美しい女性で、下半身は魚で、腹部からは6つの犬の前半身(または首から上)が生えているとされる。 海の洞窟に棲み、近くを通りかかる船に襲い掛かり、乗組員を犬の首で6人ずつ食い殺す。
エキドナとテュポーンの娘だとされる他、元は人間だったとする説もある。
元は人間であった方の伝説はあんまりにも可哀相。

スズメ

スズメ目・スズメ科[2]に分類される鳥類の一種。人家の近くに生息するなじみ深い小鳥。
朝にはチュンチュンと可愛い声で鳴く。声が聴こえないとちょっと寂しい。

スフィンクス

ギリシャ神話やメソポタニア神話、エジプト神話に登場する存在。
エジプト神話ではライオンの身体に王の頭という神聖な存在で、王または神を守護するシンボルとされている。
逆にギリシャ神話では、ライオンの身体、美しい人間の女性の顔と乳房のある胸、鷲の翼を持つ怪物として登場し、 旅人を捕らえて「朝は4本足、昼は2本足、夜は3本足。これは何か」という謎を出し、間違った者を食べていた。
オイディプスに「人間」だと正解を答えられ、海に身を投げたとされる。
エキドナとテュポーン(あるいはオルトロス)の娘。

すまき

身体を簀で巻いて水の中へ放り込む殺害の方法。
またはそれに倣い誰かを布団に巻きつける悪ふざけもこれに倣いスマキと呼ばれる。
意外と抜け出せない。

世界四大文明

文明史の歴史観のひとつ。 歴史上、4つの大文明が最初に起こり、以降の文明はこの流れをくむとする仮説。四大河文明とも言う。
一般的に、メソポタミア文明・エジプト文明・インダス文明・黄河文明をさす。
メソポタニア文明の発生だけでも登場人物はんぱない。

昆虫の総称。さまざまな種類がいる。「鳴く昆虫」の一つとして知られる。
その声は高音のため、携帯電話で拾うことができない。

ゼロサムゲーム

複数の人が相互に影響しあう状況の中で、全員の利得の総和が常にゼロになること、またはその状況。
住人たちがどこにいこうと、総和はかわらないという意味か。

そうめん

小麦粉を原料とした乾麺のひとつ。夏の料理として一般的である。 でも栄養価は高くないので、夏バテに気をつけよう。
消化すると茶色くなる。

即身仏

密教系の日本仏教の一部で呼ばれる、僧侶が土中の穴などに入って瞑想状態のまま絶命し、ミイラ化した物。 仏教の修行の中でも最も過酷なものである。
死を、死ではなく永遠の生命の獲得とする考えで行われ、入定した者は肉体も永遠性を得るとされた。




た行

太刀

日本刀のうち刃長がおおむね2尺(約60cm)以上で、太刀緒を用いて腰から下げるかたちで佩用するものを指す。
刃を上向きにして腰に差す打刀とは「銘」を切る位置が異なる。 馬上での戦いを想定して発展したものであるため、反りが強く長大な物が多いという特徴がある。
刃を下にして飾る。

ダビング

ビデオテープ、オーディオテープなどの記録内容を複製すること。複製。
師匠が行っていたのは「録画」であってダビングではない。

タリスマン

お守りの一種。祝福を受けるためのお守り。
京介さんが持っていたのが全て『象徴』のタリスマンであるようだ。

タロットカード

遊びや占いで使用される、西洋のカード。
22枚の寓意画カードから構成される大アルカナと、数字カードおよび人物カード56枚から構成される小アルカナとの、計78枚から構成される。
黒魔術のカバラとの結びつきが始まると、神秘的な印象が強くなった。

ちなみに、剣の10が表すのは「荒廃、苦痛」。京子さま容赦ないのである。

ダンボルギーニ・カウンタック

イタリア製のスーパーカー「ランボルギーニ・カウンタック」をモジったものだと思われる。
これは敵わない。

チャールズ・フォート

アメリカ合衆国の作家で、超常現象研究の先駆者。 主にファフロツキーズについて研究をし、テレポーテーション説を押していた。
生前は無名同然だったが、没してから後超常現象について重要な研究を残したと評価された。

チョークスリーパー

腕関節を曲げることにより左右同時に圧迫し、さらに腕をのど仏に食い込ませ呼吸を止める技。 三分ほどかけ続けられると死ぬ。反則技にあたる。
かけられている方はなんだかふわーってなる。

鎮守の森

日本において、神社に付随して参道や拝所を囲むように設定・維持されている森林。
古神道における神奈備(かむなび・かんなび)という神が鎮座する森のことで神代・上代(かみしろ)ともいう。
抜け出ると集落があるかもしれない。

沈黙を叫び

フレドリック・ブラウンの短編小説。
ここに出てくる「だれもいない森の奥で、木が倒れた。さて、そのとき音はしたのか、しなかったのか」は、量子力学や分析哲学なんかで よく取り上げられる一文である。

中に色々なものをいれ、貯蔵するための道具。
人を入れると2000年以上もすみついてしまうので注意が必要。
イタズラしたからといって、子供を入れると変な子に育ってしまいます。

幽霊の手は両方とも利き手だったり、親指が二本あったり、十本指が生えていたりするらしい。
ちなみに、黒い手にあったら願いがかなう。

手錠

手首にはめて腕の自由を奪うための拘束具。
日本の場合司法機関使用の製品が市中に出回ることを禁止しており、 手錠の一つ一つにシリアルナンバーが刻印され、日本ではたとえ流通しても出処が確認できる。
おもちゃや、アクセサリーのようなものならば簡単に購入できるが、ツルハシで壊れる。

つくも神

長い年月を経て古くなった対象に、魂や精霊などが宿るなどして妖怪化したものの総称。
付喪神、または九十九神と記す。九十九とは、「多種多様な万物が長い時間や経験を経て神に至る物(者)」のような意味を表す。
通常は宿っていたものが壊されれば消えるのだが、別のものに魂を抜かれた場合は、それがまたつくも神になるかもしれない。

低血圧

血圧が正常範囲を大きく下回った状態の事。学会で基準値は定められていない。
低血圧がひどくなると、めまい、睡眠不振、寝起き不良、発汗、冷え、食欲不振などを引き起こす。
この中でいちばん有名なのは寝起き不良であり、ただ単に寝起きが悪い人のことを指して低血圧という場合も多い。

鉄塔

鉄製の骨組み構造から構成される細長い建造物。
幽霊が他界に行くために上る建物。英語だと「スチールタワー」であり「アイアンピラァ」ではない。

テュポーン

ガイアの息子で、一説によるとタルタロスとの間の子。
エキドナの夫で、キマイラ、ケルベロス、オルトロス、ラドン 、ヒュドラなどの怪物の父でもある。 また、多くの風の神々の父でもある。
星にも届く巨体で、その腕は伸ばせば世界の東西の涯にも達する。
肩からは百の蛇の頭が生え、火を放つ目をもち、腿から上は人間と同じだが、腿から下は巨大な毒蛇がとぐろを巻いた形をしているという。

天保

麻雀における役のひとつ。親の配牌の時点で既にあがりの形が完成している状態。役満貫。
雀牌136枚から無作為に14枚選んだものがあがりの形になる確率はおよそ33万分の1であることが知られており、 すなわち親の配牌33万回に1回程度の割合で出現する役である。半荘1回あたり親を3回とし、 毎日半荘100回ずつ打ったとしても3年かかる計算になる。
また、この役で和了すると不吉なことがおこるともされる。

寺山修司

日本の劇作家。演劇実験室・「天井桟敷」主宰。1983年に没。47〜49歳だった(何故かはっきりしないらしい)
その他詩人、歌人、俳人、エッセイスト、小説家、評論家、映画監督、俳優、作詞家、 写真家、演出家などもやっており、『言葉の錬金術師』の異名をとる。
師匠が言った言葉「役に立たないものは、愛するしかないじゃないか」は、師匠の好きな劇作家からの借用だというが、 寺山のことではないかと思われる。

『小指がいないとさみしいものだ  役に立たないものは 愛するほかはないものだから』(寺山修司少女詩集より)

トイレ

汚物を衛生的に処分するためのもの。個室であるためか、何故か怪談話の定番として存在している。
身障者用トイレは鏡が低い位置にある。

道祖神

路傍の神。集落の境や村の中心、村内と村外の境界や道の辻、三叉路などに おもに石碑や石像の形態で祀られる神で、村の守り神、子孫繁栄、あるいは交通安全の神として信仰されている。
各地で様々な呼び名が存在する。賽の神、障の神(さいのかみ、さえのかみ)など。

匿名

何らかの行動をとった人物が誰であるのかが分からない状態。実名、正体を明かさないことを目的とする。
肩書きや周囲のしがらみを気にせずに発言することが可能な反面、 自分の言動に対する責任を追及される危険が少ないので、悪事を行う者が現れかねない。

ドッペルゲンガー

自分の姿を第三者が違うところで見るまたは、自分で違う自分を見る現象のことである。
見るのは寿命がつきかけているとき、といわれる。
あんまり見て気分の良いものじゃない。

トムキャットのフェンス

1980年代に活動した日本のバンド、「TOM★CAT」のミニアルバム「FENCE」収録の曲のこと。
けっして『ねこがフェンスでふにゃふにゃふにゃ〜』などという歌詞ではない。

トルエルのグリモア

京介さんがウニに貸してくれたタリスマンの名前。
魔術書(グリモア)のひとつ「トルエル」に記載されたタリスマンの意。
トルエルに記載されているのは”占星術の7つの惑星に属する精霊の王達の召還方法”らしい。
なんだか悪魔じゃない分ほのぼのしてる。

ドルネシア姫

ミゲル・デ・セルバンテスの小説『ドン・キホーテ』の主人公、ドン・キホーテの想い姫。
アルドンサ・ロレンソというトボーソ村の田舎娘をもとにした、ドン・キホーテの想像上の貴婦人であり、実在はしない。
「雨上がり」の”あの人の、ドルシネア姫でありながらまたアルドンサでもあるという2面性を暗に物語っている。”とは 実在しない『京介』=ドルネシア姫と、実在している『中山ちひろ』=アルドンサを喩えてのことだと思われる。
ここらへんの件はあまりに詩的なので、読者の間でネタにされている。




な行

七つの大罪

キリスト教にて、人間を罪に導く可能性があると見なされてきた欲望や感情のこと。
黒魔術にも流用され、悪魔や動物になぞらえて浸透している。

「黒魔術における七つの大罪と悪魔一覧」
ルシファー Lucifer:傲慢、高慢(プライド)
レヴィアタン Leviathan:嫉妬(エンヴィー)
サタン Satan:憤怒(ラース)
ベルフェゴール Belphegor:怠惰 (スルース)
マモン Mammon: 貪欲、強欲 (グリード)
ベルゼブブ Beelzebub:暴食、食欲 (グラトニー)
アスモデウス Asmodeus:色欲 (ルスト)

ナントカネーム

「偽名」の呼び方。その個人が所属するコミュニティによってその呼び方は変わり、 同人界なら「ペンネーム」、バンギャ(ヴィジュアル系好きの少女たちのこと)の間では「ライブネーム」、ネット上では「ハンドルネーム」となる

ナンパ

男性が特に面識や交友関係のない女性に声をかけるなどして誘うこと。
かなりの話術やそれなりの外見、または財力がないと、中々一日にしてゴールするのは難しい。
面識が無い分、女性のカレシに拉致監禁されるなどの危険な目にあうこともあるので気をつけよう。

日本刀

日本固有の製造法によって作られた刀剣類の総称。時代によって以下のように分類される。
有名な刀工が作ったものは銘がつく。いわゆるブランドものである。

上古刀 古刀
狭義の日本刀が制作されてから、慶長以前の日本刀をさす。室町中期以前は、太刀が主である。
末古刀
室町時代末期、応永以降の概ね戦国時代頃の古刀を、「末古刀」と呼び、区別することがある。「数打ち」の粗製濫造品が多い。
新古境
安土桃山時代〜江戸最初期頃の、古刀から新刀への過渡期をこう呼んで区別することがある。慶長〜元和の頭文字を取り、「慶元新刀」とも呼ばれる。
新刀
慶長以降の刀をさす。この時期の日本刀は、さらに「慶長新刀」「寛文新刀」「元禄新刀」に分類される。
新々刀
「水心子正秀が提唱した古刀の鍛錬法」を用い制作された刀などの諸説あるが、新刀の内でも明和年間(1764-1772年)以降の日本刀をさす。
幕末刀
新々刀の内でも幕末頃に作成されたもの。
復古刀
江戸時代後期に鎌倉時代などの古名刀を手本として製作されたもの。
現代刀
これも諸説あるが明治9年の廃刀令以降に作刀された刀剣をさすことが多い。

人間もどき

歩くさんの見た夢に出てくる謎の生物。
話しかけるととろとろと溶けて、後には何も残らない。「僕」に対して秘密の言葉を囁いてくるらしい。
わけがわからない。

ウニ氏は大学時代や子供時代から猫を飼っていた。犬より猫派のようだ。
よく幽霊に反応する。




は行

バギーちゃん

『ドラえもん のび太の海底鬼岩城』の登場人物。
ドラえもんのひみつ道具の1つで、海底キャンプの足として出した水陸両用のバギーカー。
内臓コンピューターで言葉を話すが、性格がひねくれていてすぐにヘソを曲げる。けれどしずかちゃん相手だと素直になるという濃いキャラクター。 劇中最期の演出のことを考えると、ウニの言った 「ネジにたとえるなら、その絶対量からしてバギーちゃんのかけらというよりはポセイドンの部品なんじゃないかなってことだ」 はかなりひどいセリフ。

紙や布、食品、木の枝、髪などを小さい力で切断するための道具。
通常は2枚の刃が形成された部品を蝶番でつなげた構造になっており、このつなげた部分が支点になる。
利き手と異なる向きにつくられたはさみを使用するのは困難が伴う。
はさみのかみ合わせ部分に対する力の配分が逆になってしまうため、かみ合わせ部分を広げる方向に力が入ってしまうからである。
親殺しを考え出すと、なんとなく鋏を購入する。

パスカル

ブレーズ・パスカル。
フランスの数学者、物理学者、哲学者、思想家、宗教家。 早熟の天才で、その才能は多方面に及ぶため、カテゴリー分類するのが困難な人間である。

「人間は考える葦である」
「クレオパトラの鼻」
「パスカルの定理」
「パスカルの三角形」
「パスカルの原理」
「パスカルの賭け」

と、数学から哲学にまで、多くの名言や法則を残した人間。
その中でも「パスカルの賭け」は、『神がいないのといるのとでは、いる方にかけた方がいい。勝てばすべてに勝利する』とする言葉で、 過大解釈して『当たらないだろうけど、当たれば儲けもの』という意味で使うこともあるという。

裸締め

格闘技における着衣を使わないで可能な絞め技。
すなわちバックチョーク(別名スリーパーホールド、チョークスリーパー、リアネイキッドチョーク)。
キャップ女がかけたのは、京介が気絶したことから言ってチョークスリーパーであるようである。
どうやら、チョークスリーパーは脈々と受け継がれていっている師匠の持ち技であるらしい。

ハト

鳥類の一種。平和の象徴とされる。 でも幽霊も食べる。

パチスロ

「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」によって 規制を受ける7号営業店=パチンコ店等に設置されるスロットマシンのことである。正式名称は「回胴式遊技機」。
確変を引くと、勿体無くてなかなかやめられない。パチンコ中毒に注意。

He seemed to have come to this room……

エキサイト翻訳先生によると、意味は「彼はこの部屋に来たように思えました」。

東山ホテル

岡山県東山峠にあったホテル。三階はヤバイ。
現在は潰されて駐車場になっているらしい。

ヒグラシ

蝉の一種。
朝夕の薄暗い時間帯に「カナカナカナ…」という甲高い声で鳴く。侘しい気持ちにさせるため、昔から俳句などで詠まれた。
現代でも聞いているとなんだか切なくなってくる。

左前

死者を葬るときに死者に着せる和服の合わせ方。生前にやると縁起が悪い。
何故左前にするのかという説には、通常の右前と真逆にすることで死を遠ざけようとした説や、 武士が和服を左前に着ていた場合、抜こうとした刀が右の衽と胸の間に入ってしまい、 刀が引っかかってしまい、結果切り殺される場合があるという実用的な説もある。

BIGボーナス

ボーナスゲーム状態の一種。その機種で一番当たりが出やすくなる状態のこと。

氷室京介

元・BOOWYのボーカリストである、ロックミュージシャン。
システムに組み込まれないという価値観と性急なまでの縦ノリビートが当時、二十歳前後の若者に絶大なる支持を得て、 日本独自のビート系ロックバンドとして、それ以後、解散までの約6年間に、 日本のロック界ではまだ有り得なかった数々の伝説を残した(音楽評論家の間では、よく「BOOWY以前、BOOWY以後」と表現された)。
ロックバンドの礎的人物であり、現在でも多くの人を魅了してやまない。中には彼の名前をハンドルネームに使う人もいる。

ヒャクトウ団地

岡山県にあった心霊スポット、百棟団地の意味。
今はもう取り壊されている。

ヒュドラ

ギリシア神話に登場する怪物。名の意味は「水蛇」。
テュポンとエキドナの子で、ヘーラーがヘラクレスと戦わせるために育てたとされる。
9つ(5から100までの異説がある)の首を持ち、一本の首を切り落としても、すぐにそこから新しい二本の首が生えてくるという。
結局はヘラクレスに倒される。

ファフロツキーズ

空から魚、カエル、石、紙幣など奇妙なものが落ちてくる現象。
英語で「空からの落下」を意味する「FAlls FROm The SKIES」の略語として「FAFROTSKIES」(ファフロツキーズ)と呼ばれている。
「竜巻説」や「つむじ風説」、さらには「鳥の食べこぼし説」、「大量発生説」、「プラズマ説」「超能力説」等色々な説があるが、 解明されてないものも数多くある。

ファミレス

ファミリーレストランの略。師匠とはじめて一緒に行った場所。

プール

遊びのためやスポーツのために人為的に水を溜め込んである空間または施設。
水場といえば幽霊なのか、何かと怪談が多い。

フォーラム

ネット上にて、人と人が交流できるように設置された空間のこと。
掲示板やチャットなどで会話ができる。
世の中には黒魔術系フォーラムや、地元の噂系フォーラムなどがある。

双子

たいだい同じ行動をとりがちな存在。
京子は京介になろうとして、京介はそれを嫌がり逆の行動をした。
師匠もそうめん事件のあと、ウニの言動をなぞりはじめ、ウニは無意識に言動を変えていったが・・・

フレンド・オブ・フレンド

『友達の友達』。都市伝説等で聞く「友達の友達がいってたんだけど〜」等といった言い回しのこと。
つまりあんまりあてにならない話のこと。

「いざなぎ流」にて作成される、紙人形のような形をしたもの。
礼拝することのできる恒久的な神像や仏像のたぐいがない代わり、祭儀になると和紙を切って御幣をつくり、神格の像としてまつる。
御幣の形は、地方での違いのものまで含めると五百を下らないのではないかと推測されるほど多い。大雑把にまとめれば次のようになる。

法連飾り 11種
家の神 46種
邪霊 13種
山川の神、妖怪 49種
みてぐら 18種
式王子 18種

山深い物部で発達したいざなぎ流にとって、山や川の神霊たちとつきあうことは重要な課題であった。
そのことをあらわすように、山や川の精霊たちの幣は四九種ともっとも多い。
幣を切ったあとにできる切り屑、たとえば切り抜いた目口の部分の紙屑であっても決しておろそかにせず、 ひとつに集め、みてぐらといっしょに埋める。どんな小さな切り屑でも、それは山の神や水神が自分のものであると考え、 そこに宿ってしまうからだと言う。
自然に関する幣は多いが、同じく人間に害をなすものでも、人間が作り出したものに関しては疎いようであり、犬神の幣はない。

ヘラクレス

ギリシア神話の中貴種流離譚の最大の英雄。
半神半人で怪力の持ち主。のちにオリュンポスの神になったともされる。
12の功業として多くの怪物を退治した。女神ヘラに憎まれ続け、何かと邪魔をされる。

ベレロポン

ギリシア神話に登場するコリントスの英雄。天馬ペガソスに乗ってキマイラを退治したことで知られる。
元はヒッポノオスと云ったが、誤って兄弟のベレロスを殺してしまったことから、ベレロポン(ベレロスを殺した者)と呼ばれるようになった。

北海道の花嫁

北海道が舞台の怪談。稲川淳二の十八番。何パターンか話があるが、基本的な構造は
「北海道で死亡した美しい娘の葬式後。埋葬したはずの彼女の死体が、何度埋葬しても必ず朝が来るたびにその娘の恋人または花婿の傍らに現れる」
というもの。その結末は怖いというより切なく、多くの者の涙を誘うが、この結末を「人間心理の闇」と表現する師匠は大分ひねくれている。

ポセイドン

『ドラえもん のび太の海底鬼岩城』の登場人物。
アトランティスの鬼岩城の自動報復システムを司るコンピュータ。いわゆる「ラスボス」。
最期はバギーちゃんの決死の突撃で壊滅する。

ポテチ

ポテトチップスの略。コーラと一緒にたべるとおいしい。

ホムンクルス

ヨーロッパの錬金術師が作り出す人工生命体、または、その生命体を作り出す作業のことである。
製法は、フラスコに人間の精液と数種類のハーブと馬糞を入れて密閉し、馬糞が発酵する温度で保温する。
四十日経過すると、フラスコの中に透明で人間の形をしたものが出現する。
しかし、これにはまだ実体が無いため、さらに四十週の間、人の生き血を注入しながら馬の胎内と同等の温度で培養する。
なんだかとっても臭そうである。

ポルターガイスト

騒がしい幽霊という意味。
そこにいる誰一人として手を触れていないのに、物体の移動、物をたたく音の発生、発光、発火などが繰り返し起こるとされる、 通常では説明のつかない現象。
原因は心霊現象説、悪戯説、超常現象説(ティーンエイジャーによる反復性偶発性念力)、地形・家の設計上の問題説など様々。

ボロの軽四

師匠の愛車。
死体が入りそうなトランクに、後部座席もついている。




ま行

マグロ

魚の一種。 その巨体と赤い身から、”死体”の隠語としても使われる。
あとなんにもしない人の喩えにもされる。

魔物

正体のわからない生物のこと。一般的には、人の形をした、もしくは、人が変化した架空の生物や、奇形の動物を指す。
怪獣などを指す場合もある。これらの意味から派生して異端児、突出した存在などを指して用いられることもある。
「ビョーキ」をたくさん抱えたモノのこともいうのかもしれない。

ミサキ

妖怪の一種。死んだ人間の霊魂が元であり、主に同じ死に方をさせようと誘ってくる。
誰かを殺せればその人と交換で成仏することができる。
七人ミサキ、川ミサキ、山ミサキなど。

緑の目の令嬢

アルセーヌ・ルパンが、ふと街で惹かれた緑の目の令嬢・オーレリーを悪漢の手から守り、 彼女の持つ謎を解き明かす。
ルパンの持つ「女性を守る騎士」的な要素がふんだんに顕われている作品。
南洋一郎翻訳の子供向けだと「青い目の少女」になっている。

蓑・笠

藁を編んで作られた雨具の一種。
古代からつかわれてきたものであるが、現代で使うと奇異の目でみられる。

むささび・もま事件

地方では「もま」と呼ばれている禁猟のむささびを捕獲した被告人が訴えられた事件。大審院は被告人に有罪判決を下した。
この判決では、「もま」は「ムササビと同一のもの」であり、「法律の不知」に当たるので、 罪を犯す意思なしとは言えない、とした。同じような事件に「たぬき・むじな事件」があり、こちらは無罪判決になっている。
方言って怖いなぁと思わせられる事件。
しかし、いざなぎ流とも犬神とも関係がないので、話が逸れすぎである(それともなにかの暗示なのか?)

紫の鏡

都市伝説・学校の怪談の一つ。
地方によって異なるが、この言葉を20歳まで覚えていると「不幸になる」、「鏡の破片に全身を刺されて死ぬ」、「結婚できない」、というもの。 「白い水晶」などの言葉を覚えておくと、不幸にならない、と続く場合も。
場合によっては21歳までに〜という言葉もある。

木食

肉、穀物を食べずに修行をすること。また、即身仏になるための修行・入定において、その最初の段階で行われる修行方法でもある。
現代でいうとGacktがダイエットとしてとりいれている。

モーリス・ルブラン

フランスの小説家。紳士的な振る舞いの泥棒にして探偵「アルセーヌ・ルパン」の生みの親。
元の志望が純文学であったため、犯罪小説であるルパンのヒットは彼にとっては複雑なものであったようで、 亡くなる数週間前に、「ルパンが私の周りに出没して何かと邪魔をする」という趣旨の被害届を警察署に出し、 そのため警察官が二十四時間態勢で警備し、最期の日々の平穏を守った、という。




や行

寝ているときに見る夢。
中には未来のことを見て、それをある日ふと思い出したり、自分の部屋以外で見ると悪夢を見る人もいる。
夢を見るということは   に喩えられたが、   に入る言葉はなんだったのだろうか。    

四辻

方向に道が通じる交差点のことで、十字路と同じ意味。「辻」に街頭の意味が加わったため、 特に十字路の意味を表すときに「四辻」とも呼ぶようになった。
人の往来が多いため、下に埋められるとなんかいらいらしてくる。




ら行

ラ・マンチャの男

ミゲル・デ・セルバンテスの小説『ドン・キホーテ』の主人公ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャのこと。
騎士道物語の読み過ぎで現実と物語の区別がつかなくなり、遍歴の騎士として世の中の不正を正すために旅に出る。
自分をとりまく全てを騎士道におきかえて認識して暴れ回り次々とトラブルを巻き起こすが、 騎士道に関係しないところではいたって理性的で思慮深い人物。
京子が師匠のことをラ・マンチャの男に喩えて言った台詞は、あまりの突拍子のなさから読者の間で語り草になっている。

リーチ目

パチスロの用語で通常プレイ中にボーナスゲームが当選したときに出る出目のこと。
次に目押しを決めればボーナスを引くことができる。

履修届け

学校(大学などを含む)などにおいて、単位を修得するために特定の科目を学ばなければならない。
ほとんどの学校では、どの科目を選択するのかの知らせを出せなければならないのだが、 大きな大学の場合、この届けが出ない場合、修学の意思なしとみなされて早くも留年する。
頼み込めばいけるかもしれない。

留年

学校に在籍している児童・生徒・学生(在学生)が、何らかの理由で進級しないで同じ学年を繰り返して履修すること。
大学の場合、一定の単位数以上をその学年で取得できなかった場合、留年となる。
また4年制大学ではあれば、8年を超えて在学することは出来ず、また同一学年には2年を超えて在学することは出来ないという ルールが大方の大学にはあり、上の学年に二度続けて進級できなかった場合には、除籍となる。

離人症

解離性障害の一種。
心的外傷への自己防衛として、自己同一性を失う神経症の一種。自分が誰か理解不能であったり、複数の自己を持ったりする。有名なものは多重人格。
離人症は正式名称は「離人症性障害」といい、自分の精神過程または身体から遊離して、あたかも自分が外部の傍観者であるかのように感じる 持続的または反復的な体験をする。
ただこの「離人感」は元来人間が持っているものである。

リンボ界

天国と地獄の間の世界のこと。辺獄。
また、忘却・無視された状態・忘れ去られた物の所在という意味もあり、子供のころなくしたおもちゃや思い出があるという。

ロールシャッハテスト

性格検査、投影法の一種。
左右対称のインクのシミから被験者が想像したものから人格を分析する。

ロアノーク島の怪

新世界最初の英国人植民地、ロアノーク島にて発生した移植民大量失踪事件。
1591年、計画より一年遅れて補充物資が植民地に到着したが、入植者たちは姿を消していた。
彼らの消息を知る唯一の手がかりは、木の幹に刻まれた「CROATOAN」という単語と「CRO」という文字であり、おそらく入植者たちは クロアタン族(Croatan)あるいはその他の先住民によって虐殺・拉致されたのであろうと推測されている。
別の仮説として、1588年の嵐が多発した期間(スペイン無敵艦隊が破れる要因となったことで知られる)に、 波にさらわれたのではないかというものもある。いずれにしても、この入植は現在、「失われた植民地」として知られている。
歩くさんの以前のペンネームの由来にもなっている。確かに趣味が悪い。




わ行

脇差

本差が破損などにより使えない時に使用される予備の武器。 現在は日本刀の打刀の大小拵えの小刀をいうことが多い。
二天一流などの二刀を使う諸流派には、その奥義として間合いの外から脇差を投げ、 相手が対応する間に接近して切りかかるというものが多く伝承されている。
灰皿に弱い。










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